暦は立春だけど、ひときわ寒さが増し、東京に大雪が降る前日でした。
イラスト:よしろう
おなじみのオープニング・チューン
『Welcome to Fue Para World』(笛はサンポーニャ)、
続いて唱歌『冬景色〜雪』(笛はアイリッシュ・ティン・ウィスル)で
コンサートスタート。
プログラムには記載してませんが、雲南省のバーウで冬の佳曲『ペチカ』もお届けしました。
今回は、新曲の初披露とともに、
いままでの笛パラコンサートでお客さまの人気No.1の曲を6曲選んでお聴きいただきました。
忙しい高速テンポの『ハチドリ』
ソ、ラ、ドの3つの音(管)だけでメロディを作った『ソラドのボサノバ』
そしておなじみ映画音楽の『ひまわり』
サンポーニャのさまざまな表情をお楽しみいただこうという趣向です。
「ゆりさんのソロで野田さん作曲のピアノ曲を聴きたい」というリクエストに応えてできた
スウィートなワルツ『ボンボニエール』。
今回のコンサートの案内チラシをごらんになったかたから「ボンボニエールまた聴きたいです!」とのメールをいただき、演奏させていただきました。
『スミス飛行機』
スミスは、大正時代に来日し東京上空で曲芸飛行を披露して見物人を仰天させたアメリカの鳥人飛行士の名。
この曲も長年人気の笛パラオリジナルですね。
これも今回お客さまのリクエストで演奏させていただきました(嬉)。
今回は2曲のオリジナル新曲をお届けしました。
ピアノのレゲエ・リズムに乗ってケーナで元気に歌う『コキニソーロー』。
今年のだヤン古稀!その記念に作曲しました(笑)。
子供の頃祖父に「おじいちゃんいくつ?」と訊いたら
破顔一笑「古稀に候」と言って「古来稀(まれ)なり」のことを教えてくれたのを覚えている野田。
『コキニソーロー』を初めて聴いたお客様が
「少年のようなイメージだった!!」
「チャーミングで楽しい」
と、アンケートに書いてくれました!
コキ少年がんばります(笑)。
できたばかりでまだ題名が決まらないので『Untitled』として初披露したもう1曲の新曲はおおらかなバラード。
ケルトの笛ウッド・ウィスルで。
おおぜいのお客さまがイマジネーション豊かな感想を寄せてくださいました(嬉)。
「自然の中の命のつながりを感じた」
「希望に満ちた雄大なイメージ」
「大草原の夜明けの雰囲気」
「力強い感じが能登の人たちの元気を届けるように思った」
「大きな船の初航海出発の感じ」
「太古の、原始のエネルギーみたいな感じ」
新曲2曲ともこの日のアンケート人気No.1を獲得。
新しく生まれた曲がお客さまに受け入れてもらえてわたしたちもハッピーです!
ラスト・チューンはこれも笛パラ人気レパートリー『バッハの「カンタータ」』。
アンコールをいただき、鍵盤リコーダーandes25&リコーダーの『鉄腕アトム』でステージへ。
次回4/14(日)の笛パラ番外編<シッチャカライブ>のご案内。
そして、琵琶湖畔に生える葦(よし)を素材にした珍しい笛「よし笛」の音色をちょこっと初披露!
滋賀県に住むアマチュア笛吹きの友人がこの1月にプレゼントしてくれたばかりのよし笛で「竹田の子守唄」を吹いてみました。
湖畔を渡る風の音が聴こえるような音色がすてきなよし笛です。
アンコール最後は昨年9月に初披露して人気No.1に輝いた『飲まずに待ってて』。
仕事でちょっと帰宅が遅くなるというゆりヤンからのメールに「飲まずに待ってて❤️」と書いてあった実話に基づく(笑)脱力系迷曲です。
出だしのメロディがどうしても「のーまーずーにーまっててー」に聞こえるそうです。
終演後帰宅して、お客さまのアンケートを見ます。
コンサート中は演奏に集中している私たちが、ようやくやれやれ一安心、の時間です。
「いやー、ここ暫くで一番緊張感充実感あった気がしたよ」
「ご夫婦の音に深みが増した感じがしました!」
「曲のアレンジにいつもお二人の『あそび心』『いたずら心』が感じられ大好きです」
「笛パラを聴いていると、音と音の間に自分の思いみたいなものが入れられ、自分の中に不思議な音楽のワールドが出来あがって、聴いているみんながそれぞれの笛パラワールドを持っている気がします。」
なんて嬉しいコメントをいただきました。
コンサートって、音楽を届けるわたしたちと、
それを聴き受け取ってくれるお客さまの双方で作っていくものなんだ!と
ほんとに思います。
皆様ありがとうございました!!
Photo: Yasuo Yamabuki
*次回は、〜笛はパラダイス!!番外編 シッチャカライブ〜と銘打って、
<6つの笛と、andes25&キーボード>で脱力系オモシロ曲をお届けします。
たとえばこんな↓
https://www.youtube.com/watch?v=7KlRZs5yi1M
会場は西荻のライブハウス『LIVESPOT Terra(テラ)』。
ソフトドリンク片手にゆるーくお楽しみいただけましたら!
https://fuefuki.net/schedule/2024-04-14/
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笛パラにとって初めてのしんゆりの街でのコンサート。
会場のリリオスは、川崎市麻生区の新百合ヶ丘の駅にほど近くに、
街の人たちが気軽に楽しく交流できる場として生まれたスペースです。
麻生区にお住まいで、長年にわたり笛パラを応援してくださっているお客様が、
ぜひ「しんゆり」の街に笛パラを紹介したい、というお気持ちで、
川崎新都心街づくり財団との共催で、今回のコンサートを企画して下さいました。
おかげさまで満席を超えるたくさんのお客様がお運びくださり、
笑いと熱気あふれる中、楽しく<笛パラ>のひとときをお届けいたしました。
プログラムは<笛パラ>十八番のレパートリーを集めて、
日本の唱歌、映画音楽や歌謡曲のナンバー、アイルランド民謡、
そして、いつも人気のオリジナル。
主催者からのリクエスト曲も入っています。
高い天井にやわらかく広がる響きは豊かで心地よく、マイクなしの生演奏でお届けしました。
低いハスキーな音色が魅力のアイリッシュ・ロウウィスルも登場。
アンケートにはたくさんの声が寄せられました。
*「里の秋」バーウの演奏が一気に郷愁を思い起こさせる素敵な演奏でした。
*バーウとアイリッシュ・ウィルスがとても良かったです。
*今までに聴いたことのない笛の音色で新鮮でした。優しい音楽ですてきでした。
*曲がバラエティーに富んでいて楽しめました。
*ピアノの音色も軽やかだったり、優雅だったり、素敵でした。
*昼寝をしたくなるくらいここちよくて。自然に体をゆすって聴いていました。
*ピアノはこまかいところまで丁寧な演奏で素敵でした。
*楽器によって、それぞれ異なる山の空気が伝わって来るように感じました。バーウのあたたかなのどかな空気、サンポーニャの高山に広々と伝わる空気、どれも独得ですね。
中にはとってもユニークなコメントも!
*野田さんの作曲は、お料理と相性が良いように思います。
!!
お料理大好きなノダとしては嬉しいかぎり。
そして、今回オープニングを彩り、『ひまわり』やオリジナル曲でも大活躍したサンポーニャは特に大人気。
*サンポーニャの音色がとてもよかった。野田さんのオリジナルはとても良かった。
*サンポーニャの音が大好きになりました。
*サンポーニャをはじめて聞きましたがむずかしそうなのに、すばらしいですね。感動しました。
*サンポーニャ、ステキ!!
サンポーニャのオリジナル『一角獣』と『無事』は、
私たちにとっても、演奏するたびにスリリングな発見がある曲です。
そして10年近くにわたっていつもコンサートで演奏する『ひまわり』ももちろん。
さらに、このサンポーニャのために新たなオリジナル曲も生まれつつあります。
ぜひお楽しみに!
初めての「しんゆりの街」で、たくさんの方々とお会いできて幸せなひとときでした。
ありがとうございました。
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笛はパラダイス!!VOL.13
@アコスタディオ
今回は「新天地でシン境地>と銘打っての開催です!
ワタクシゴトですが私たちDUOは、この6月に長年暮らしたマンションから、緑豊かな田園風景の広がる新天地の一軒家に転居。
引っ越しでバタバタ、以前から依頼をいただいていたコンサートや、友人のライブサポート等は出演してましたが、自主コンサート準備の余裕ナシでした(笑)。
ようやく落ち着き、ほぼ6ヶ月ぶりの自主主催の笛パラ!!コンサート開催でした。
まだまだ暑いなか、大勢のかたがたにお集まりいただいて、嬉しいかぎり!
みなさま、ありがとうございました。
おなじみのオリジナル『Welcome to Fue Para World』、
続いて懐かしい映画音楽『追憶』のテーマでスタート。
今回は「新天地でシン境地」な新曲をたくさんお届けしました。
まずは『ソラドのボサノバ』。
「ソ」と「ラ」と「ド」。
この3つの音だけでメロディを作った曲。
のだヤンはサンポーニャの「ソ」「ラ」「ド」の3本の管だけ持って演奏。
見た目がまるでナッツをかじるリスのおじさん!笑
小さな管3本だけ持って演奏するなんて愉快だけど、やってみたらこれが意外と持ちにくい!?
吹いているうちに一本だけ出っ張ったりへっこんだりして、だんだんデコボコに・・・(汗)。
演奏を終えると、お客様からは拍手喝采。
「3つの音だけでちゃんと曲になるとは驚き!」
などの声もお寄せいただき、アンケートでも人気ナンバーワン!
リスのおじさん、これからもどんどんやりますよ!笑
続いてはケーナの新曲『はつなつのかぜ』。
歌人で書家・會津八一の短歌
はつなつの
かぜとなりぬと みほとけは
をゆびのうれに ほのしらすらし
に感激して作曲した曲。
『るりのみそらに』
『こさめながるる』
に続く<會津八一・笛パラ三部作>となりました。
繊細かつとても元気の出る會津八一の歌の大ファン・のだヤンです。
”なぜかすぐに号泣。体内が浄化されました。いやされました”
〜アンケートより
『言葉を持たぬ気持ちがひとつ』
野田晴彦がまだ笛に出会っていなかった作曲家専業時代に、
歌手・布施明さんのミュージカルコメディのために書いた曲をサンポーニャでご披露しました。
じつは、引っ越しに向けての楽譜整理中に発掘(笑)された30年前の楽譜を眺めていて、
「この曲すごくサンポーニャに合うんちゃう?」
と閃いたのです。
サンポーニャなんか触ったこともない時代に、サンポーニャにピッタリな曲を書いていたなんて・・・。
会場の照明を落とし、
皆さんに「耳だけ」になってもらおうという
通称「くらやみコーナー」。
今回は唱歌『里の秋』を
雲南省の巴烏(バウ)で。
懐かしい わらべうた もまじえながら。
さて!今回イチオシの新曲の登場です。
『飲まずに待ってて』という「なんじゃそれ?」なタイトル。
”出だしのメロディがそのまま「飲まずに待ってて」と聴こえちゃう”
”笛に合わせて思わず口ずさんでました”
〜アンケートより
聴き逃した方はぜひ次回!
昨年9月に初めてご披露してアンケートでナンバーワンの好評を頂いた『風の電話』。
ケルトの笛アイリッシュ・ウッド・ウィスルで。
”出だしの力強いピアノの音で何が起こるのかドキドキと胸が高鳴る思い、期待と恐れが入り混じって、そのあとしんみりとした笛の音、すばらしい。”
〜アンケートより
アンコールは『ひまわり』。
さらにショパンの『別れの曲 笛パラバージョン』をちっちゃなソプラニーノリコーダーで。
半年ぶりに復活した<笛はパラダイス!!>コンサート。
心機一転で新曲もたくさんお届けできました。
これからまた、そして、
これからますます、
進化する笛パラをお見せできますように!
本リポートの写真はカメラマンの山吹泰男さんに撮影していただきました。
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折しも東京のあちらこちらで桜の花がちょうど満開を迎えるタイミング。
<笛はパラダイス!!VOL.12> @アコスタディオでも<花咲く春>を満喫していただけるステージをお届けしました!
バーウの『おぼろ月』は笛パラ!!おなじみの春のレパートリーですが、今回はとくに、ふわりとそよぐ夜風のような音をピアノで添えてみました。
『春の小川』は、川のせせらぎの音をイメージしたピアノと、小鳥たちの囀りをイメージしたアイリッシュ・ティン・ウィスルによるちょっとユニークなアレンジで。
最後のウグイスの「ホ〜〜〜〜ホケキョ!」がキマった瞬間、客席からは思わず笑みが!
喜納昌吉『花』はアイリッシュ・ウッド・ウィスルで。
奈良の山奥で花開く樹齢350年の枝垂れ桜の姿を思い描く
『桜曼陀羅(さくらまんだら)』。
「桜の木は、花びらよりも一足先に幹の中で桜色を育んでいる」という神秘的な一説から生まれた
『桜の侏儒(さくらのこびと)』。
今から10年以上前に書かれたオリジナル2曲を今回久しぶりにお届けし、ご存知のお客様からはお喜びの声が寄せられました。
そして、つい先月出来たばかりの新曲からは『Rhapsody』『ドシラソファミレ』の2つをご披露。
どちらもアンケートでご好評!!
有名なクラシック曲を笛パラ!!で聴きたい、という「お客様リクエスト」では今回、ドヴォルザークのあのメロディを、なんとロックのアレンジで!
笛パラ!!おなじみのレパートリー『ひまわり』もお送りしました。
アンコールにアンデス25も登場。
この日、外は肌寒くてあいにくのお天気でしたが、雨模様の中、皆様がアコスタディオまで足を運んでくださり、ほんわかと暖かく心地良く、春の音の時間をご一緒することができました。ありがとうございました!!
笛はパラダイス!!昨年7月にカムバック以来、2ヶ月ごとにライブをお届けしてきましたが、次回はちょっとお時間をいただき、夏以降になりそうですが、ますます楽しいステージになるように励みます。
お会いできるのを楽しみに!!
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太陽幼稚園は1949年の創立(!)とのこと、マリンバを演奏される園長先生のもと、音楽にもとても力を入れておられる幼稚園です。
私たちが2013年夏にDUO活動を本格的に始めたころ、東京都内のライブハウスなどだけでなく、地元の小さなカフェなどでも演奏活動をしていたのですが、そのときに聴きにいらした太陽幼稚園の先生がたから「幼稚園でコンサートをしてもらえませんか?」とのお話をいただき、2014年11月に初めて、そして翌年の12月にもコンサートをお届けしに伺いました。
そして今回、コロナを経て久しぶりにまたご依頼をいただきました。
開演は朝の9時半(!)。まずは保護者のかたがたを対象に1時間ほどのコンサート。
当日のプログラムです。
保護者のみなさんはほぼ30歳前後。
加山雄三さんの「お嫁においで」とか知らない世代ですよ(笑)・・・なんてお話を幼稚園のスタッフのかたからも聞いていたので、当日のプログラム選曲はやや慎重に(笑)。
春にちなんだ唱歌や「ふるさと」など、耳馴染みのありそうな曲、そしていつもライブでご好評いただいいているオリジナル曲を混ぜながらお届けしました。
リコーダー&アンデス25 滝廉太郎の「花」でホーホケキョも!
「5000のランタン」のバーウの音色を気持ち良さそうに聴かれ、サンポーニャのバラード「無事」では、聴きながら涙をぬぐっておられる方もいて、「笛パラ!!」オリジナルをしっかりお届けできたことが幸せでした。
終演後はたくさんの嬉しいご感想もいただいて、「笛パラ!!」のCDアルバムもお買い求めいただき、嬉しかったです。
この後、今度は園児たちのいる6つの教室を順に回り、笛と鍵盤リコーダー「アンデス25」でミニミニコンサート!
園児たちは、初めて聴く音に興味津々、食いいるような眼で一心にこちらを見つめる子、笑って身体を揺らしながら聴いている子、、、久しぶりに、間近で幼い子供たちからのエネルギーを感じ、私たちも元気をもらいました。
この春、幼稚園を卒業して小学校に通い始める年長さんたちの心に、音楽にあふれた太陽幼稚園の思い出がいつまでも生き続けてくれたらといいな、と思います。
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新年明けて早々の1月9日。
ここ、原宿アコスタディオの、いつもならピアノがあるスペースが広々と空いております。
撮影:Takehiko Maekawa
この日、6つの笛と共演したのはピアノではなく
鍵盤リコーダー「andes25」、そして
ミニキーボード「マイクロピアノ」。
もともとは、植物園とか小さなカフェなど、たまにピアノのない会場でコンサートを頼まれたりする時の「オモシロ企画」として登場したのですが、いつの間にかレパートリーがいっぱい増えちゃいまして。
せっかくなので、日頃の感謝をこめて皆様に、ふだんはやらないプログラム、脱力感いっぱいのファンシーなサウンドをシッチャカめっちゃかにお届けして、お楽しみいただこうと!
題して
<笛はパラダイス!!番外篇> 新春シッチャカ・ライブ。
こちら、ケーナと、そして鍵盤リコーダー「andes25」
撮影:Takehiko Maekawa
プログラムもごらんのとおり。シッチャカめっちゃか!
ラテン、ディズニー、ロシア民謡、童謡、バッハからコンテンポラリーまで。
そして何やら怪しげなタイトルのオリジナル曲。
汽車ポッポのモノマネが愉快すぎる『アルパカ鉄道』。
撮影:Takehiko Maekawa
こちらは篠笛&マイクロピアノ。いろ〜んな音が出せるキーボードです。
撮影:Takehiko Maekawa
こんどはバーウと、マイクロピアノと、、、
撮影:Takehiko Maekawa
さらにandes25も一緒に吹いちゃって、一人二役!
撮影:Takehiko Maekawa
つまり、二人なのに三重奏!でお聴かせする『上海コオロギ相撲』。
リコーダーの親分「ベースリコーダー」も登場!!でかいです!
撮影:Takehiko Maekawa
ピアニカとのデュオで抱腹絶倒のオリジナル『タヌキのひっこし』
新年早々、客席の皆様に大いに笑って頂いて、すっかりご満悦。
今年も<笛はパラダイス!!>をどうぞよろしく!
〜次回ライブ〜
<笛はパラダイス!!VOL.12>
3月26日(日)午後2:30開演
原宿アコスタディオ
https://fuefuki.net/schedule/2023-03-26/
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<笛はパラダイス!!〜6つの笛とピアノによるインストポップDUO〜>
カムバックミニコンサートVol.3@原宿アコスタディオ、
おおいに盛り上がりました、ありがとうございました。
前回の9月から取り入れたアリーナ型のステージ、今回は照明もぐっと落とし、衣装の色も紅葉っぽく(!?)秋深まる雰囲気で。
Photo by YASUO YAMABUKI
今回も映画音楽、昭和歌謡、唱歌、タンゴからオリジナルまで、幅広い選曲でお届けしました。
オープニングの『Welcome to Fue Para World!!』は元気よく、今回初披露のオリジナルナンバー。
「これから笛パラが始まるぞって感じでワクワクする!」とお客様からも大好評。
上から下まで、サンポーニャの管をフルン!フルン!と鳴らして大活躍。
続いて、静かな『サンポーニャの子守唄』。
2020年、コロナでコンサートが出来なくなってしまった頃に作ったバラードで、YOU TUBE上で公開されましたが、今回初めて生でお届けすることができました。
バーウで『ペチカ』。
前回コンサートのアンケートでリクエストを頂いたケーナ『花祭り』。
あまりに有名なフォルクローレの曲ですが、せっかくなら笛パラ流で、鍵盤リコーダー「アンデス25」が登場!!
ゆりさん、足につけた鈴を鳴らしながらゴキゲンで吹いております。
笛パラオリジナルのピアノソロ『ボンボニエール』。
<笛パラ>昭和歌謡コーナーは、ソプラニーノリコーダーで『お嫁においで』。
そしてお客様リクエストにお応えする今日の第二弾『Jealousy』。
タンゴの名曲をソプラニーノリコーダーで、ラテン、タンゴ、ジャズ、と盛りだくさんのリズムに載せて。
3年ぶりに足を運ばれたお客様からの『無事』が聴きたい!という声にもお応えし、久しぶりに演奏しました。
アンコールの最後に『ひいらぎかざろう』。
今年はこれが最後のステージになりましたが、おかげさまで7月の復活以来、ここアコスタディオで3回のコンサートを行うことができました。
2年半にわたるブランクは長かったですが、その分たくさんのエネルギーや英気を養い、よりパワーアップしたステージをお届けできるようになりました。
来年も年明け早々、やります!
それも「新春特別企画」として、
6つの笛と、
鍵盤リコーダー「アンデス25」
&
ミニキーボード「Micro PIANO」
(ピアノは無し!)
の
超ユニークな番外編コンサート!!
しかも<笛パラ特製プチプレゼント>のお年玉付き!
めったにない特別企画!
この機会をぜったいにお見逃しなく!
https://fuefuki.net/schedule/2023-01-09/
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カムバックミニコンサートVol.2 @ 原宿アコスタディオ、
好評のうちに終了しました。
お運びくださった皆さまありがとうございました。
今回のコンサートでは、より良い響きとバランスをお届けするべく、ステージをコーナーに移動し、座席もアリーナのように演奏者をぐるりと取り囲む配置にして、マイクを使わないアコースティック(完全ナマ音)コンサートが実現しました。
ライブハウスなどではマイクやPAを使った音響が当たり前ですが、竹や葦でできた素朴な笛とピアノによる私たち『笛パラ!!』の音楽は、壁・床・天井すべてが木で作られ、木肌の自然な響きの「アコスタディオ」にぴったり!
ぴったり、なのですが、アコスタ通常の「たて型」の座席配置の場合、音量の小さいバーウやウィスルのナマ音は、後方座席では「曲によってはピアノの音量に笛が負けるときがある」とお客さまからのご指摘もあり、マイクを使うなどの方法をとってきました。
今夏、アコスタ代表のKさん夫妻から「座席を『アリーナ型』にしてみては?」
というユニークな提案をいただき、8月末に、ご夫妻だけでなく、アコスタコンサート常連の友人たちにも立ち会ってもらって試してみました。
はたして、「アリーナ型」の効果は、バッチリ(嬉)!!
・・・そして迎えた本番。お客さまからは、
「やっぱりナマ音はホントいいね!」
「笛とピアノのバランスがいままで以上にナチュラルでよかった」
との声をいただきました。
優れた音響エンジニアであるKさんの見事な発想の転換に脱帽です。
従来のステージ正面からコーナーの位置に移動したベーゼンドルファー
お客様とのコミュニケーションもより間近に!
昭和歌謡のコーナーでは八代亜紀さんのあの名曲!「舟唄」を!
照明を落とした暗闇の中で、篠笛の「村祭」を。幻想的なひとコマでした。
篠笛のオリジナル『秋扇』。
オリジナルの新曲『風の電話』はコロナ休止期間に生まれました。アンケートで人気ナンバーワンに!
アンコールは、お客様からのリクエストの「ショパンの別れの曲」をケーナで、今回、初披露!
南米アンデスのサンポーニャとケーナ、中国雲南省のバーウ、ケルトのウィスル、日本の篠笛、リコーダー・・・
伝統的な音楽の中にとどまっていてはモッタイナイほどの魅力を秘めた6つの笛と、柔らかくて繊細な音色で多くのミュージシャンに愛される名器ベーゼンドルファー・ピアノとのDUOを、ぜひナマ音で体験していただきたいと思います。
これからもご期待ください。
次回コンサートは11月19日(土曜日)18時〜
同じくここ、原宿アコスタディオにて、アリーナ型の限定40席です。
ぜひお運びください!
https://fuefuki.net/schedule/2022-11-19/
イラスト:よしろう
]]>千葉県船橋市の市民文化創造館・きららホールのライブ、おつかれさま!すごく盛り上がったね!
ゆりヤン:
130人のお客さま、そして主催者のホールのスタッフのみなさんが全員、とても喜んでくれたのが本当に嬉しかったしホッとしたね!
のだヤン:
出演依頼をいただいたのは3年前のことだったけど、コロナで中止/延期を繰り返してきて、今回7/21ようやく公演が実現しました(嬉)。
ゆりヤン:
公演1ヶ月前にお客様の申し込みの受付をスタート、その日のうちに予約が132人の定員に達したそうで、それもすごく励みになったな!
のだヤン:
わはは、まあ、「入場無料」っていうのが大きいんとちゃう?(笑)
ゆりヤン:
もちろんそれはある!でも<6つの笛とピアノによるインストポップDUO>という、私たち笛パラのキャッチコピーも「面白そう!」と思ってもらえたのかも。
のだヤン:
「ちょっとよりみちライブ」シリーズは、船橋きららホールの主催、月1回のペースで今回Vol.209ということやから、15年以上も続いているイベント!すっかり近辺住民に定着してるみたいやね。
ゆりヤン:
6月末にホールの下見に行ったとき、スタッフのかたが「長年続けてきたよりみちライブですが、今回の笛パラ様のライブはとくに予約の手応えが大きかったです!」と喜んでくれたね。
のだヤン:
そんなワケで、主催者側も私たち出演者もゴキゲンでワクワク、本番の日を迎えたのでした!
ゆりヤン:
今回お運び下さるお客さまのほとんどが「笛パラ!!の音楽は初めて」なので、どんな曲目にしようか、けっこう悩んだね。モットーは「親しみやすく、そして夏らしさを感じてもらいつつ、軽快な曲と和める曲をバランス良く」。オリジナル曲もぜひ聴いてほしかったから、盛りだくさんになったね。
のだヤン:
しかも、照明スタッフさんが1曲ごとに見事な照明で彩ってくれて、お客様には耳と目の両方で楽しんでいただけたね!演奏している自分たちは夢中で気づかなかったんだけど、カメラマンの山吹さんに撮影していただいた色とりどりのショットを見てびっくり感心!
のだヤン:
お客さまのアンケートには嬉しい感想をたくさんいただきました!
「様々な音色の笛たちにとても癒されました!全身を使って息を吹き込む姿に元気をもらいました」
「時々せつなくなるような音色に心打たれました。ピアノとのコラボがとてもよかったです!」
「笛の音が優しく、心が穏やかになりました。ライブで聴いてこそ伝わってくると思いました」
ゆりヤン:
ホール制作担当者のかたからも嬉しいメールをいただきました!
「お越しいただいた皆様が最後までとても良い表情で音楽を楽しんでいた姿が印象的でした」
「アンケートは本当にポジティブな回答が多く、お二人の阿吽の呼吸で繰り出される音色に皆様満足していただいたようでした」
「私がホールを担当している間にまた、笛パラ様とご一緒したいです」
「笛パラのお二人の公演を担当でき、本当に良かったというのが率直な思いでございます。深く感謝申しげます」
こんなふうに言っていただけて、本当にミュージシャン冥利に尽きます!
のだヤン:
きららホールは、制作スタッフもテクニカルスタッフも、丁寧で的確でしかもいきいきと楽しそうに仕事をされてて、サイコー!
ゆりヤン:
「市民文化創造館」という名前のとおり、すてきだね!
のだヤン&ゆりヤン:
初めての場所で初めてのお客様と出会うステージはいつもドキドキするけれど、こんなふうに音楽でみなさまと出会える「旅」ができるのは本当に幸せです!
終演後「笛パラ本拠の原宿・アコスタディオのコンサートを聴きにいきます!」と声をかけてくれたかたも多数(嬉)。みなさま!ありがとうございました。
きららホール「ちょっとよりみちライブ」はコロナ対策の為、現在はホールの客席数を半分に絞って132名で開催していますが、早く本来の264名で出来る日がきますように!!
#本リポート掲載のショットは写真家の山吹泰男さんが撮影してくださいました
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7/16(土)14時〜おなじみの原宿・アコスタディオで「カムバック」。
「第7波」の状況を考慮して、演奏時間と座席数を小さくした「ミニコンサート」をお届けしました。
笛もピアノも「演奏」自体はコロナで練習時間がたっぷりあったのでむしろスキルアップしてますが、「ステージに立ってお客さまの前でライブを進行していく」っていうことを2年半やっていなかったので、いや〜キンチョーしました!必死でしたね!
客席には、アコスタでのコンサートのリピーターのかたがた、リピーターに誘われて初めて聴いてくださるかた、ドイツからきてくれたメートヒェン(赤星ゆりの従姉妹の娘)、おなかの赤ちゃんを気遣う若い奥さまも!
セットリストは
「アランフェスのアダージオ」
「底紅」
「Lovetime Ragtime」
「ひまわり」
「つぐない(テレサ・テン)」
「一角獣」
など笛パラおなじみのレパートリーのほか、雲南省のバーウのための19曲目のオリジナル新曲「月麻呂」(つきまろ)、また会場の照明を落として暗がりの中でサンポーニャを静かに吹き始める「故郷の人々」(フォスター作曲)もお届けしました。
お客さまのアンケートには
「2年半ぶりに聴いたコンサートは、この間の色々な思いをかきたてるような、深くひろがりのあるイメージでした。
野田さん&ゆりさんが楽しんでいるのが伝わってきて本当に元気になりました。次回も伺わせてください、友人を誘ってみます」
「久しぶりの笛パラコンサートで頭と心の筋肉痛がとれました」
「細胞が笛パラの音楽を浴びて活性化!」
「一角獣聴いておなかのベービーがよろこんでた」
などなど嬉しいコメントがたくさん!私たち、なんとか「カムバック」できたかな?
#本リポート掲載のショットは写真家の前川健彦さんが撮影してくださいました!
*次回告知
<笛はパラダイス!!カムバックミニコンサートVol.2>
2022年9月11日(日)14時開演@原宿・アコスタディオ
コロナ状況を見つつ、次回以降もしばらくは、今回同様、感染対策を配慮したミニコンサート形式で開催して行く予定です。
2年半のコンサート休止期間中にたくさんのオリジナル新曲が生まれました。
次回は新曲をたくさんお届けしたいと思っています。
ご期待ください。
https://fuefuki.net/schedule/2022-09-11/
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私たちの地元かわさきの街のオーガニックカフェ「たまりばーる」。
ワールドフルート&キーボードで、
一足早いクリスマスライブをお届けしました。
お馴染みの梶谷さんによるフライヤーも、
ひときわファンシーで楽しげなイラストで!
ご覧になったお客様がご予約の際に、
「今回の衣装は赤で決まりですね!」とメッセージをくださり、
この「赤」はまさしくクリスマスレッド…
さすがにこれだけの真っ赤な衣装は・・・と逡巡しつつも
箪笥からようやく探し出してこの「赤」を身につけてみたアカホシです。笑
お客さまに撮影していただきました!
こちらはプログラムの表紙のイラスト。
僕たち笛パラ人形、どこに飾ってもらうのかな・・・?!
こちらがプログラムです。
クリスマスの曲をふんだんに盛り込んで。
『ホワイトクリスマス』はケナーチョとマリンバでエスニック風に。
讃美歌の『ああベツレヘム』はサンポーニャとオルゴールで。
『サンタが街にやってくる』は南半球のサマーサンタのイメージでハワイアン風に!
陽気なカントリー風『ジングルベル』も。
なかでもとびきり愉快なX'masナンバーは雲南省のバーウで『赤鼻のトナカイ』。
バーウののんびりとぼけた音色は、まるで老酒で酔いがまわって
眠くなってしまった赤い鼻のトナカイさんのイメージでしょうか。
バックのキーボードが奏でるのは
皆さま聞き覚えのある「陽気な中華風」な和音。
題して「赤鼻のトナカイ麻婆篇」!?
久々登場の<アンデス25>とリコーダーによる十八番『ひいらぎかざろう』。
かように、クリスマスのナンバーを東西南北風?!にお届けしながら、
さらに今回はなんと、
めったに出さない特別レアな
<ベースリコーダー>も登壇。
左からソプラノ、アルト、
そして<ベースリコーダー>。
この<ベースリコーダー>とピアニカのための
幻のオリジナルナンバー。
タイトル『タヌキの引っ越し』もご披露しました。
クリスマスナンバー、レアなナンバーを取り混ぜつつ、
すっかりおなじみの我々デュオのオリジナル曲も。
時折、
南武線の踏切と電車の通る音がのどかにやさしく響く、
この和やかな『たまりばーる』で、
皆さまといっしょに過ごす楽しい音のひと時。
ありがとうございました。
この場所で12年間
みんなに愛されたカフェ『たまりばーる』。
今年1月に閉店しましたが、
ここで生まれたたくさんの方々のご縁は、
ここから先の時間を
さらに紡ぎ続けていきます。
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和やかな木のしつらえと自然な響きが心地良い
ここ原宿アコスタディオホールでの<笛はパラダイス!!>コンサートは、
今回で3度目を迎えました。
素朴でいながら芯の強い音色が魅力の
アイリッシュ・ウッド・ウィスルで、
古くから愛唱されてきた日本のうた「冬景色」のメロディをお届けするオープニング。
笛パラコンサートでも人気ナンバーワンの南米の葦笛<サンポーニャ>は、
『ひまわり』、『アランフェスのアダージョ』、『主よ人の望みの喜びよ』、
そしてオリジナルの『はすをむく』、『漁師の歌(Cancion del pescador)』、
『BCNOFNe』、『無事』の7曲をお送りしました。
もうひとつの人気笛、中国雲南省の<バーウ>では今回、新しいオリジナルを初披露。
バーウのちょっとユーモラスで飄々とした音色にピッタリのメロディが生まれました。
タイトルは『ひょんなことから』。アンケートでの人気も上々でした。
野田晴彦オリジナルのピアノソロ曲『FADO MAQACINHO』も今回初披露。
カンツォーネの名曲『オー・ソレ・ミオ』はケーナで!
篠笛オリジナル『柿の葉雀』は即興イントロ付きで。
おなじみのクイズコーナーでは、、、
厳選な抽選を行ったはずが、、、
なんとアカホシの家族に当たってしまいました。そういうこともあるのですね。
次回<笛はパラダイス!!>Vol.9 は2020年3月14日土曜日の夜、
ここアコスタディオで!
Photo by:Yasuo Yamabuki
オフィシャルサイト
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9月28日(土)西荻窪『Terra』
9月29日(日)武蔵新城『メサグランデ』
Photo by Yasuo Yamabuki (at『Terra』)
今回初披露のオリジナルは、
雲南省の笛バーウのための『花眼』、
篠笛のソロ『薊(あざみ)』。
そしてサンポーニャの『漁師の歌(Cancion del pescador)』。
スペインやポルトガルあたりの漁師町の居酒屋バルで聞こえてきそうな
哀愁溢れるメロディ。
哀愁あふれるマイナー調でいながらカラッと陽気な明るさがある、
そんなイメージで作ったオリジナル。
チェンバロの高音をチリチリチリと鳴らして、
ちょっぴりポルトガルギターのような響きで聞こえたらいいな〜と思いながら演奏。
終演後のアンケート人気ナンバーワンでした。
篠笛のソロの『薊』は、清冽な立ち姿のアザミの花のイメージでしょうか。
作者は、くさかんむりに魚、刀の<りっとう>で
「アザミ」と読ませる漢字にも惹かれたそうです。
バーウの『花眼』(ホア・イエン)は、
中国語で「老眼」のことをたとえた言葉だそうです。
花の美しさは、細部を細かく鮮明に見るよりも
全体のぼわ〜っとした姿や色でこそ楽しめるものなんじゃよ、、、
という翁のセリフが聞こえてきそうな・・・。
お客様のリクエストにお応えして「大きな古時計」。
アイリッシュ・ロウ・ウィスルでゆったりしみじみと。
そしてケーナで「リベルタンゴ」(A.ピアソラ作曲)。
チェンバロの4フィートの音色もタンゴのイメージにピッタリ!
これはチェンバロの鍵盤に連動するジャックという部品で
ここに付いている小さな爪が弦を撥いて音を出します。
演奏の合間に入念な調整をされる山下さん。このチェンバロの作者です。
これは笛置きテーブルなんだけど、よく見ると笛のほかにいろんなものがいっぱい?!
向こうにあるアレは何?!っていう声も聞こえてきますね。笑
聴きに集まってくださった皆さま、ありがとう!そして山下さん、いつもありがとう!
次回ワールドフルート&チェンバロライブは
2020年4月26日(日)西荻テラ
29日(祝)武蔵新城メサグランデで
お送りいたします。
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日帰り温泉施設では関東一番の人気を誇ると言われる
宮前平源泉<湯けむりの庄>のロビーコンサートのご依頼をいただいて、
湯けむりの庄ホームページより
7月21日、日曜日の午後、楽しくステージを務めてまいりました。
実は私たち、大の温泉好き。
ここ宮前平源泉<湯けむりの庄>にも
今年の春先に一度訪れる機会があって、
湧き出る源泉のお湯、
館内のゆったりとした作り、美味しいお食事など
魅力点多数、
自宅からも便利なこの場所に
こんなナイスな日帰り温泉を見つけて嬉しく思っていたところでした。
7月21日、日曜の午後、これからお湯に向かう方々、
すでにお湯から上がって館内くつろぎ着に着替えられた方々、
多くのお客様が行き交うロビーで
午後2時と4時、
様々な笛と、そしてピアノや鍵盤リコーダーとの二重奏のプログラムで
30分のミニコンサートをお楽しみいただきました。
私たちのコンサートには、
様々な種類の笛が登場するので、
それぞれの笛をご紹介できるようにプログラムもご用意しました。
何といってもここは温泉、
誰もが癒され、心も身体もリラックスできる場所。
どのお客様からも感じられる笑顔の波。
長年、いろいろな場所でコンサートをしてきましたが、
ここはまた特別な空間だな〜と感慨をおぼえました。
当日のコンサートの一コマをご覧いただけます。
プログラムの中心は笛とピアノのアンサンブルでしたが、
この鍵盤リコーダー「Andes25」の珍しさとファンシーに
やはり注目が集まったようです。
ちなみに、この『鉄腕アトム』は一瞬のデモンストレーションで、
この後に続いた「アンデス25」とケーナによるオリジナル
(幼稚園コンサートでも爆発的人気)の
『アルパカ鉄道』はこんな曲。
終演後は私たちもザブンとお湯に浸からせていただき、
湯けむりの庄ホームページより
本番ステージでのアドレナリンの緊張感がほぐされる感覚は
まさに至福でした!
期間限定でヒノキの丸太を浮かべたお風呂は
香りも良く、プカプカぶりにも癒され、極楽でした。
露天の寝湯もつぼ湯もこれまた最高でした。
湯上りのビールがめちゃくちゃ美味しかったのはモチロンです!
楽しいステージと魅惑のお風呂の素敵な1日を過ごせて、
とっても幸せでした。
ありがとうございました。
ぜひまた浸かりに行きます!
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を迎えても、
関東地方はまだまだ梅雨が明ける気配もなく
真夏の訪れはしばらく先のこと、傘も手放せない日々。
でも幸い、この日の空は晴れ。
原宿「アコスタディオ」で、
第7回目の『笛はパラダイス!!』コンサートを開催しました。
原宿・神宮の森にほど近い「アコスタディオ」は
この地でもうすぐ35周年を迎える老舗の音楽ホール。
60席ほどのスペースですが、
床や壁や響板は弦楽器に使われるものと同じ木材を用いて作られ、
ホールそのものが音に合わせて呼吸しているような心地よい響きの空間です。
アコスタディオ情報サイトより
ピアノはベーゼンドルファー200。
シンプルで伸びの良い余韻には温かみがあり、
弾き手が心地良さを感じながら演奏できる一台です。
(Photo by Yasuoo Yamabuki)
そして音色も、この笛たちと相性が良いと感じます。
(Photo by Yasuoo Yamabuki)
前回4月にもここでのコンサートを開催したあと、
5月はキーボード(micro PIANO)、
6月はチェンバロ企画、
と続いたワールドフルートライブ、
そしてまたグランドピアノに戻ってきた、という感じです。
(お客様に撮影していただきました)
ピアノ、キーボード、チェンバロ・・・
どのコンサートでもプログラムは毎回、
思案のしどころ、苦心のしどころです。
しかも、
前もって余裕を持たせて一ヶ月前から決めるということは無く、
たいていステージの10日〜7日くらい前にようやく本決まり。
それから本番に向けて急ピッチで演奏を仕上げていく。
これってかなりハードです。
毎回、僕たち、お尻に火がつくカチカチ山のタヌキさんです(苦笑)
なぜそうなるのか。
良く言えば、ライブ感を大事にしてるから?!笑
たとえば、まだまだ雨模様が続く空を見上げて
やっぱ『あめふり』だよね、
そして虹が出て『Over the Rainbow』・・・
こんな出だしで
お客様との時間を作り始めたい、
誰もに通じる共通の感覚ってやっぱり「季節」かな、と思うから。
そして夏の夕立、あたりが真っ白に煙るほどのスコールが『白雨』。
そしてのんびり夏のお昼寝『籐の枕』。
散歩の道すがら「槿(むくげ)の花」が咲いている。
花びらの底が赤い可憐な槿は『底紅(そこべに)』。
篠笛のオリジナルを聴いてもらった後には
やっぱり日本の名曲をお届けしようか・・・
・・・と、こんな風に、
季節から始まって、
あるストーリーを紡いでいこうとする為。
もし、今回、
とっくに梅雨が明けて、
ピーカン青空真っ盛りで
ギラギラ太陽が暑すぎて、
海が恋しい!リゾート行きたい!
という気候に突入していたら、
プログラムの『あめふり』は
無かったハナシになります。笑
『海』にちなんで
シャンソン『ラ・メール』を選んだかも。
そう考えると、面白い。
プログラムってナマモノですね。
次回はどんな曲が並ぶでしょうか。
季節はおそらく秋からもう冬に入っている頃・・・
どうぞお楽しみに!
『笛はパラダイス!!』Vol.8
11月30日(土曜日)原宿『アコスタディオ』にて開催予定です。
illustration:Yoshiro Kajitani
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