7/15 『笛はパラダイス!!』Vol.7@原宿アコスタディオ

7月15日「海の日」

を迎えても、

関東地方はまだまだ梅雨が明ける気配もなく

真夏の訪れはしばらく先のこと、傘も手放せない日々。

でも幸い、この日の空は晴れ。

 

原宿「アコスタディオ」で、

第7回目の『笛はパラダイス!!』コンサートを開催しました。

 

 

原宿・神宮の森にほど近い「アコスタディオ」は

この地でもうすぐ35周年を迎える老舗の音楽ホール。

60席ほどのスペースですが、

床や壁や響板は弦楽器に使われるものと同じ木材を用いて作られ、

ホールそのものが音に合わせて呼吸しているような心地よい響きの空間です。

 

アコスタディオ情報サイトより

 

ピアノはベーゼンドルファー200。

シンプルで伸びの良い余韻には温かみがあり、

弾き手が心地良さを感じながら演奏できる一台です。

(Photo by Yasuoo Yamabuki)

 

そして音色も、この笛たちと相性が良いと感じます。

(Photo by Yasuoo Yamabuki)

 

前回4月にもここでのコンサートを開催したあと、

5月はキーボード(micro PIANO)、

6月はチェンバロ企画、

と続いたワールドフルートライブ、

そしてまたグランドピアノに戻ってきた、という感じです。

 

 

 

 

 

 

(お客様に撮影していただきました)

 

 

 

 

ピアノ、キーボード、チェンバロ・・・

どのコンサートでもプログラムは毎回、

思案のしどころ、苦心のしどころです。

しかも、

前もって余裕を持たせて一ヶ月前から決めるということは無く、

たいていステージの10日〜7日くらい前にようやく本決まり。

それから本番に向けて急ピッチで演奏を仕上げていく。

これってかなりハードです。

 

毎回、僕たち、お尻に火がつくカチカチ山のタヌキさんです(苦笑)

 

 

なぜそうなるのか。

 

良く言えば、ライブ感を大事にしてるから?!笑

 

たとえば、まだまだ雨模様が続く空を見上げて

やっぱ『あめふり』だよね、

そして虹が出て『Over the Rainbow』・・・

こんな出だしで

お客様との時間を作り始めたい、

誰もに通じる共通の感覚ってやっぱり「季節」かな、と思うから。

 

そして夏の夕立、あたりが真っ白に煙るほどのスコールが『白雨』。

そしてのんびり夏のお昼寝『籐の枕』。

 

散歩の道すがら「槿(むくげ)の花」が咲いている。

花びらの底が赤い可憐な槿は『底紅(そこべに)』。

 

篠笛のオリジナルを聴いてもらった後には

やっぱり日本の名曲をお届けしようか・・・

 

・・・と、こんな風に、

季節から始まって、

あるストーリーを紡いでいこうとする為。

 

もし、今回、

とっくに梅雨が明けて、

ピーカン青空真っ盛りで

ギラギラ太陽が暑すぎて、

海が恋しい!リゾート行きたい!

という気候に突入していたら、

プログラムの『あめふり』は

無かったハナシになります。笑

 

『海』にちなんで

シャンソン『ラ・メール』を選んだかも。

 

 

そう考えると、面白い。

プログラムってナマモノですね。

 

次回はどんな曲が並ぶでしょうか。

季節はおそらく秋からもう冬に入っている頃・・・

どうぞお楽しみに!

 

『笛はパラダイス!!』Vol.8

11月30日(土曜日)原宿『アコスタディオ』にて開催予定です。

 

 

illustration:Yoshiro Kajitani

 

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