ワールドフルート&チェンバロ〜2019初夏篇@『Terra』&『メサグランデ』

6月7日(金)西荻窪『Terra』

6月9日(日)武蔵新城『メサグランデ』

 

関東地方も梅雨に入ったタイミングでした。

湿度も気温も上がってくると

昔ながらの素材で繊細に作られているチェンバロは音が狂いやすくなったりするのですが、

今回はなぜか、二日間とも安定したコンディションを保ったまま音の鳴りも良く、

「今日のチェンバロの音色、特に輝いてますね」というお客様の声が

チェンバロ工房の山下さんや私たちにとって、大きな喜びでした。

 

 

(Photo by Yoshihiro Hiraishi))

(Photo by Yoshihiro Hiraishi))

 

ワールドフルート&チェンバロライブ、

スタートしたのは2013年の7月。

今年で丸6年。

 

2013.7.7西荻窪『Terra』にて

 

 

300年前の古楽器で、ピアノの前身と呼ばれるチェンバロと

世界のさまざまな笛とで、ポップで面白いライブをやろう!

と、言うは易し、実際のところはプログラム作りで苦心の連続でした。

そんな経緯は過去のこと、、と言いたいところだけど、

いやはや、今もなかなか四苦八苦です。

とはいえ、本当に楽しい音作りってこういうところで味わえるんだよな、と

いつも思うのです。

 

(Photo by Yasuo Yamabuki)

 

 

 

さて、今回のプログラム。

 

 

 

アイリッシュ・ティン・ウィスルのオリジナル『蜘蛛の巣』が

久しぶりにプログラムに復活。

2009年5月にテアトル銀座で上演された浅丘ルリ子さん主演の演劇

「蜘蛛の巣」(アガサ・クリスティ原作)のために野田が作曲したテーマ曲。

 

(ライブ写真:お客様に撮影していただきました)

 

 

ティン・ウィスルで陽気なケルトダンス風。

でも笛は息継ぎをするタイミングが難しくて、

作ったご本人も酸欠寸前で演奏?!、、、は過去の話。笑

すっかり楽しくノリノリで吹きます!

 

 

<ケナーチョ>は低い音のする大型ケーナです。

ちょっとダークでユーモラスなテイストが楽しいオリジナルの『ハシビロコウ』は

写真付きでご紹介。

ハシビロコウって動物園で今人気急上昇のトリなんだって。

 

 

 

目玉、と言ってはナンですが、

今回のライブのための新たなプログラムは

アメリカの作曲家、S.フォスターの名曲を

チェンバロライブでお届けするというもの。

 

『夢路より』『草競馬』『おおスザンナ』

この有名な三曲をメドレーで。

 

愉快なのは中国雲南省の笛<バーウ>での『草競馬』。

あのバーウのおっとりとした音色、

しかもスローテンポでやってみる!

 

まるでの〜んびり草を食み食みながらのポコポコ歩き、

駆ける気なんかゼロの爺さんポニー風。

どこが草競馬じゃ?!

というギャップの楽しさにお客様から笑いが。

 

 

 

 

2013年の初回ライブからすっかりお馴染みのブギウギアレンジ『子象の行進』や

軽快なダンスリズムのラグタイム『Lovetime Ragtime』に欠かせないのが

このソプラニーノ・リコーダー。

 

 

 上から、ソプラニーノ・リコーダー

     ソプラノ・リコーダー

     アイリッシュ・ティン・ウィスル

     篠笛

     ケーナ     

     バーウ

     アイリッシュ・ロウ・ウィスル   

     サンポーニャ  

 

(Photo by Yasuo Yamabuki)

                         (Photo by Yasuo Yamabuki)

 

 

 

 

 

 

 

 

優雅で、かつ、ちょっとミステリアスで、時にユーモラスでもあり、

一言では言い表せないあのチェンバロの個性的な音色には、

ヒトの耳では直接聴き取れない高い高い周波数も含まれていて、

耳では聴こえないけれど、ヒトは肌でそれを感じ取るのだそうで、

それらは脳と身体に心地良い影響を与えるらしい、と言われています。

 

個性豊かな持ち味の笛たちとラグジュアリーな音色のチェンバロ、

このまたとない組み合わせ、これからも楽しく音作りを続けます。

 

 

次回は、

9/28(土曜日)西荻窪『Terra』 

9/29(日曜日)武蔵新城『メサグランデ』

http://fuefuki.net

 

現在、新たなオリジナルを創作中。楽しいカバーのナンバーもあれこれ探しています。

お楽しみに!

 

 

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