<9/19(金)ワールドフルート&チェンバロ@武蔵新城メサグランデ>

 私たちの地元の「地場野菜カフェ」でのライブも3回めとなりました。

今回も満員のお客さまがお運び下さり、皆様と一緒に「秋の気分満喫」の愉しいライブになりました。

おなじみ梶谷芳郎さんのイラストによるプログラム表紙です。

今回は梶谷さんのイタズラ心で、サンポーニャの構え方がミョーなことになってます(笑)。まともに頼んだら「高い」のをお酒1本で描いてもらってるので文句言えないんです・・・。

今回は、野田晴彦オリジナル曲が多い、そして「セットリストに記載してないオマケ曲」も多い曲目構成でした。「里の秋」「ふるさと」、スロウなブギに変身した「ミッキーマウスマーチ」(!)、5拍子にアレンジした「紅葉」(!)「ソーラン節」「追憶のテーマ」と6曲もオマケが!

「樫の雨」をアイリッシュ・ロウ・ウィスルで。

蕪村の俳句「おしどりや池に音な樫の雨」にインスパイヤされて作曲した曲です。

もとはギター2本とロウ・ウィスルで演奏するために書いた曲ですが、チェンバロとやると静かに降る雨のかんじがよくでました!アンケートでも好評で嬉しいです。

「海のアネモネ」を雲南省の笛・バーウ(巴烏)で。

ご存知バーウは柔らかくのどかな音色なので「夕焼け小焼け」やオリジナル「おうむのねむり」のようなゆったりしたメロディーの曲が似合うのですが、とてもリズミカルな速いワルツを作ってみました。先月できたばかりの新作。「海のアネモネ」とは「イソギンチャク」のこと、英語でSea Anemoneというそうです。「世界初演」!速い曲なので吹いてる顔も「速い」でショ?

アンケートで好評をいただいたので、イソギンチャクなユラユラ感が表現できてたのでしょうか!

サンポーニャのオリジナル新曲も2曲、初演しました。

「Souvenir」(スーベニール)は珍しくフランス語のタイトルをつけましたが「懐かしい思い出」といった意味です。

「キサントパンスズメガ」は昆虫の「蛾」の名前。「ダーウィンのラン」と呼ばれるマダガスカルのラン(欄)があって、「距」(花の下の細長い管)が30センチもある。これを初めて見たダーウィンはこの「距」の先端にある蜜にとどくように口吻の長い蛾が棲息するはずと考えた。予測から41年後、きわめて長い口吻を持つ蛾キサントパンスズメガがマダガスカルで発見された!!というワンダー(Wonder)に満ちた話を読んで大感動して「いつか曲を作ろう!」とずっと思っていたのが、この春チェンバロとサンポーニャにマッチした小品として完成しました!演奏が難しい(聴いてるとなんでもないんですが)ので、ようやく披露がかないました。

今回、人気投票1位の篠笛のオリジナル「秋扇」。

「秋扇」(あきおうぎ)は、短歌や俳句で使われる言葉。夏に大活躍する扇子も秋風が吹く頃になると部屋の片隅に忘れられた存在となる。「捨てられた男(女)」のメタファー(暗喩)だそうです。なんだか篠笛の曲のタイトルにぴったりの言葉ですね。かなり前にギターとのデュオとして作曲しましたが、チェンバロとあわせてみたらまた新たな表情が!

みなさん、ありがとうございました。

ワールドフルート&チェンバロはしばらくお休み、10月、11月はワールドフルート&ピアノのDUOをいろいろなところで開催します。またお会いしましょう!
(この写真は写真家の山吹泰男さんが撮影して下さいました。ありがとうございました。)

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