<谷中の古本屋でみつけた>

 

谷中の古本屋でみつけた「随筆・志賀先生の台所」。著者の福田蘭童(1905〜76)は尺八演奏家で、「笛吹童子」のテーマ曲(http://www.sepia.dti.ne.jp/shakuhachi/randou/fuefukidoji.mp3)とかの作曲もしたおかた。『笛吹きコンポーザー』の先達です(笑)。彼の父親はあの「海の幸」の画家青木繁、子供がクレイジーキャッツの石橋エータロー。

昭和20年代中頃の湯河原近辺で繰り広げられる、小説家志賀直哉(1883〜1971)らとの食いしんぼ交遊エッセー。自ら釣った魚や鉄砲で撃った鳥獣を「志賀先生の台所」で料理して、志賀家の客人に振る舞う。「志賀先生のアゴひげを疑似餌に魚を釣った」なんて話もユカイ。一緒に麻雀したり飲んだりする客人がまた超豪華メンバー!井伏鱒二、谷崎潤一郎、小津安二郎、安井曾太郎、梅原龍三郎、大倉喜七郎・・・。

作曲やアレンジで行き詰まって「ガオ〜〜ッ!」ってなってるときはこういう<それがどーした>系(笑)の本がいちばん!

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